亜樹良のりかず「ツインズvラビリンス」

ビーボーイコミックス亜樹良のりかずさんの「ツインズ・ラビリンス」です。

知的クールv天然クンvワイルド色男。
みんな恋には本気です!

1.知的でクールな超絶美形眼鏡紳士(兄)。
2.ワイルドでタラシなワル系美形色男(弟)。
最上級セクシー男1(元ホスト!)に拾われた歩は同棲&新婚(!?)状態!
しかし二人の本気の愛&本気の色気に迫られて!? 

亜樹良のりかずさんの挿絵の小説はよく買っていましたが、そういえばコミックスを買うのは始めてかもしれません。
あらすじ買いだったのですが、あらすじから受けるイメージと実際読んだ感想はなんだか違うと思いました。
確かにそのとおりだけど、そんな突拍子もないこともなかった。

お前が買う前にいったい何を想像したんだ!? ってところでしょうかw)
(想像したもの・・・・・・それは3Pです(^^ゞ すいません・・・orz)

■ ツインズvラビリンス

会社が経営不振で職を失ったばかりで、住んでいるアパートが放火され一週間以内に出ていかなければならい。
でも、両親がいないので、行く宛もなく、どうしようもなくなってしまった歩。
歩道橋でたそがれていると、自殺と間違えられて声をかけられる。
そのタイミングで腹の音が鳴ってしまったために、自殺を止めてくれた男と食事をすることになる。
見ず知らずの人に、色々話をするうちに、話はとんとん拍子?に進み、その男・元ホストで現ホストクラブ経営の凛の家に、ハウスキーパーとして住み込みで働くことになる。
凛の善意に脳内で両親に報告をする歩。
ある日、凛の家に買い物をして帰ると、ホストの格好をした凛がいた。
鍵を忘れたといわれて、部屋に上げてみれば凛ではなく、双子の蓮だった。
蓮に告白されてしまうが、歩は凛に惹かれていることに気付く・・・・・というお話です。

凛は、ノーマルだったので、歩は凛が好きなことを言い出せず、最後は結局蓮のおかげで二人はくっつきます。
個人的に気に入っているのは、歩が脳内で両親に色々報告するのですが、蓮が 「いつまでも凛の家にいられないだろう?」 と現実的なことを言ったおかげで、自分も凛の家を出てきちんとしなければならないと思う。
(意地悪じゃなくて、アドバイスですね)

蓮は、歩は顔が可愛いから自分のいる店でホストをしてはどうかと誘い、お店の見学に行くが、天国からは 「無理です by 母」「無理だ by 父」 と答えが返ってきていて、なんだかそこがお話を更に微笑ましいものに変えていたような気がします。

■ love maze

蓮が、歩へのハートブレイク後に、お店に一人の男がやってきた。
ホスト志望だという史生は、なんだか様子がおかしくて、蓮は柄にもなく気になってしまう。
顔は好みだが、近づいても一線をひかれている史生との関係に、バイの蓮は絶対脈がないと思ったが、自分だけではなくほかのホスト仲間と接するのも一線を置いていることがわかった。
史生がホストとして本採用になった日、ちょうど誕生日だった史生を抜き打ち?で祝う蓮。
史生は、蓮には少しづつだが、打ち解けてくるようになった。
しかし、一人の男と再会したとたん、史生は明かに態度がおかしくなって・・・・・・? というお話です。

史生は男性恐怖症だった。
だから女相手のホストという仕事を選んだが、元凶と再会したことで高熱が出てしまい、心身ともにまいってしまう。
蓮は、史生にひかれる自分を抑えきれず、何かと世話をやいていた。
男が怖いという史生に、自分は男なんか興味ないとか言ってみたりと、ちょっとかなり真剣に面倒を見てる蓮。
なんか、かなり健気?でしたw

■ TWIN’S BIRTHDAYv

凛と蓮の誕生日。
歩は蓮と連絡を取り、凛+歩、蓮+史生の四人で誕生日パーティを行うことになった。
凛はそこで始めて、蓮の恋人となった史生を見るが、自分と同じニャンコ系であることに双子である因果を感じるw
蓮は、歩と史生という組み合わせが可愛かったようで、写メとか撮ってご満悦☆
そこまでは合同で誕生日パーティをやるが、プレゼントは各自?カップル同士でということになり、お開きになった。
さすが双子・・・何がほしいかと恋人に聞かれ、冗談で二人とも「裸エプロン」と答えていた。
それが現実のものになる・・・・・・というお話ですw

くっついたあとのラブラブ話でした☆

■ お持ち帰りで。

合コンで、何故か会社の同僚にお持ち帰りされた男の話。
タイトルそのまんまな話でしたw

■ My gothic angel

塩屋は、歩いていてぶつかった男・相沢に珈琲をかけられてしまうが、相手の子は急いでいて、名刺を置いて去っていった。
しかし、背中に羽が生えていて、顔も可愛くて、気になった塩屋はその名刺の住所に行ってみると・・・・・・ゴスロリのお店だった・・・・・・というお話です。

羽はただのゴスアイテムだったw
しかし、塩屋は相沢を気に入ってしまい(惚れてしまい)、趣味ではない伯爵さま風のゴス服を何着も買ってしまう。
相沢と二人でゴスのまま歩いているところを、仕事仲間に見られてしまう。

塩屋はスタイリストだった。
スタイリストが、そんな趣味に固まった服を着るわけがないと指摘され、その現場を見てしまった相沢は逃げてしまう。
ふわふわほわほわ?のハッピーエンドです!

羽なんかついてなくたって、羽が幻覚で見えちゃうほど、恋は魔法なのですw

個人的には、ダークな話も収録されてなくて、かなり気軽に楽しめました。
亜樹良のりかずさんの絵柄は、個人的に好みで、眉毛とか繊細に描かれているところがお気に入りです★

面白かった度:★★★★☆

5件のコメント

  1. こんにちは。
    私も同じ本の感想を書いてますので、TBさせてくださいね。
    あらすじは、あまり確認せずに読んでしまったんですが、最初に読んでたら、私も3○(今更伏字)かと思ったかもしれません。
    歩が脳内で両親と会話(?)するところ好きです。

  2. あすたさん、こんにちは!
    >最初に読んでたら、私も3○(今更伏字)かと思ったかもしれません
    そうですよね?!!w
    ちょっと二人に愛される真ん中の受け!みたいなイメージだったんで、てっきり3○かと思ったんですが、違いました。
    なんだがちょっと残念だったような気がしないでもない(^^ゞ
    歩の脳内会話?はよかったですよね♪
    コメントとTBありがとうございました(*^_^*)

  3. こんにちは、さくらさん。
    これ、やっと届きましたよ。
    時間かかりすぎ…。
    でも、面白かったからいいです。
    私もてっきり3○かと…。(あれだけ、某書店で声を大きくしてしゃべっていたのに、伏せ字というのも帰って恥ずかしい?苦笑)
    あの表紙だったら、そう思っちゃいますよね?
    私だけじゃなくて、安心しました。
    小ネタ(?)の、両親との脳内会話。うけました。好きです。

  4. あけみさん、こんにちは!
    >あれだけ、某書店で声を大きくしてしゃべっていたのに、伏せ字というのも帰って恥ずかしい?苦笑
    はっきり書いていいものかどうか、非常に悩みました(^^ゞ
    それでなくとも、アダルトサイトかと間違われたり、アダルトサイトからのTBが多いので、ちょっと伏字にしたらスパムが減るかな?とか、姑息なことを考えてみましたw
    歩の脳内報告、両親は返事をしてくれてるんですが、きっと聞こえてないんですよねw
    そこがまた微笑ましいです!
    コメントありがとうございました♪

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