画：おおや和美、原作：ごとうしのぶ「季節はずれのカイダン」

画：おおや和美、原作：ごとうしのぶ「季節はずれのカイダン」感想

ちなみに、カラーピンナップがお気に入りです♪■ 季節はずれのカイダン

学院に伝わる怪談話に秘められた恋───。
深夜、誰かが写真を現像していたらしい理科室で不審な物音を聞いた託生とギイ。二人は、すぐに駆けつけてきた松本先生に追い返されてしまったけれど・・・？

タイトルだけで単純な私は、きっとこれは夏休みの怪談の話で、ギャーって騒いで終わりなんだろうと予想していたんですが、読んでみればそういう話ではなくて、根本的に違う話でした(^^ゞ

託生とギイの話というよりは、担任の松本先生の過去と現在の恋愛の話かなと思います。

最後は完全なハッピーエンドとはいえなくて、生死が絡むせいか、ちょっと切ないというか重い気がします。
それと理解力が足りていなかったせいで、小説だけだと理解できていなかったんで、コミック化して助かった話だったりします（笑）

■ ギイがサンタになる夜は

クリスマス前の休日に、二人で街にやってきたが、何かと懐く？ギイに怒った託生は、ギイを置いて一人で行動する。
しかし、夜になっても寮にギイは帰ってこなくて・・・・・・という話です。

靴を買うお金がほしいと言ったら、実家から３万円送られてくるほどのお金持ちなんですが、一足1000円の靴を買うのに、超悩んだりと色々庶民臭かったりするんですが、託生に送るクリスマスプレゼントは、その３万を使って、私では思いつかないようなことを仕出かします。

風邪で弱ったギイが可愛いですね♪
ギイは託生のことが本当に好きなんですよね～　(*^_^*)

面白かった度：★★★★☆