ルチル文庫のいおかいつきさんの「好きこそ恋の絶対 (幻冬舎ルチル文庫)」です。イラストは奈良千春さんです。
【あらすじ】
『これ、気持ちいいですか?』
諏訪内真二は、白バイ隊から捜査課に人事異動され刑事となった25歳。配属されて最初の事件の担当検事は、先輩刑事たちから敵視されている高城幹弥だった。しかし事件を二人で調べるうち、真二は高城と親しくなりたいと思い休日を一緒に過ごすことに。やがて真二は、正義感溢れる高城に惹かれ始め…。新米刑事とエリート検事の恋は。
いおかいつき「好きこそ恋の絶対」感想
新米刑事×検事です。
真二は、白バイに乗りたくて警察官になったが、人事異動で刑事になることになった。
たまたま犯人を逮捕することになったというのが、何回も重なった結果だった。
普通なら喜ぶところだが、本人としては白バイに乗れなくなるのであまり乗り気ではなかった。
初めて先輩刑事に挨拶に言ったときに、先輩達が敵視している検事の高城に出会うが、まっすぐで正義感溢れる性格の彼に、真二は好感を覚える。
刑事として初勤務の日、事件で友人の名前を見かけた真二は、ちょっとだけ確認しようとその友人のところへ向かうが、何故か高城検事と出くわし、一緒に行動するようになる。
それがきっかけで、次第に休日や仕事帰りを一緒に高城と行動するようになり、どんどん高城にひかれていくが……!?というお話です。
初めは「白バイ!?」と不安になり、白バイは萌えなんだろうか…白バイで萌えられるんだろうかと考えたりしましたが…なるほど、こう来るとは!
いおかさんファンなので、ファンの欲目が入っているだろうけど、面白く読めました。
刑事ものというよりは、大人の青春っていうかんじでした。
初?デートとかね(*´∇`*)
真二がちゃんとデートプランみたいなのを考えてるのが可愛い★
高城は元ボクサーなので、パンチ力がすごい。
二人が始めて一夜を共にする夜に
「殴りたくないから縛ってくれ」とか言い出した高城……!!
とか思ってしまった(笑)
いつもは標準語なのに、自然体になると関西弁という使い分け?も好みですが(*´∇`*)
総合的によかったと思うんですが、高城視点の話もちょこっとでも入ると、更に私は萌え度がアップしてよかったんじゃないかと思います。
そこだけが残念なところです。
面白かった度:★★★★☆
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