沙野風結子「メテオ・ラバーズ」

リーフノベルズの沙野風結子さんの「メテオ・ラバーズ」です。イラストは御園えりいさんです。

「したいこと、全部させてくれるんだろ?」
夏休みの間だけ古い一軒家で一人暮らしを始めた、高校生の加月。とある不安を抱えながら一人眠りについていたその時、空からすさまじい物音とともに何かが家に降ってきた!
しかも、それを追って、怪しい謎の男がいきなり家に侵入!!
精悍な顔立ちをしたその男・京梧は、隕石を探すメテオ・ハンターだと名乗り、加月の家に落ちた隕石を探す許可がもらえるまでここを動かないと勝手に住みついてしまう。その挙げ句、強引な京梧はなにかと反発する加月に、次々と淫らないたずらをしかけてきて!?

沙野風結子「メテオ・ラバーズ」感想

一言でいうと異業種が一杯!

そもそもメテオハンターという職業もそのディーラーという職業も初めてですので、結構新鮮に読めました。

加月は、自宅でとある事件?あり、自分が女性よりも男性に性的に興味があることを知り、ショックを隠し切れなかった。
古い一軒家は現在相続で揉めていたこともあり、夏休みということや日頃から色々な意味で両親に信頼されていることもあり、古い一軒家に夏休みの間だけ一人暮らしを許された。
その日の晩、すごい音と共に家に何かが振ってきた。
恐る恐る見に行くと、そこには見知らぬ男が侵入していて、自分は隕石を探すメテオ・ハンターで落ちてきたもの──隕石を探す許可をほしいと言ってきた。
とりあえず断ると、許可が出るまでは帰られないと言い出し、泊り込みをしだした。
最近、男が好きだと自覚したばかりの加月には、強引な男のいたずらに抵抗しきれず・・・・・・と言ったかんじのお話でした。

高校生の結構な流され受けでした(笑)

お話の展開としては、私的にはときめきも少なく、ワンパターンでしたが、職業が初めてだったので、そのたりは興味深く読むことができたので、面白かった度はやや面白いということで。

面白かった度:★★★★☆

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。


*