松岡なつき「FLESH&BLOOD 1」

徳間書店キャラ文庫松岡なつきさんの「FLESH & BLOOD〈1〉 (キャラ文庫)」です。イラストは雪舟薫さんです。

【あらすじ】
イギリス海賊の英雄キャプテン・ドレイク―彼に憧れる高校生の海斗は、夏休みを利用して、海賊巡りの旅を計画。ところがドレイクゆかりの地プリマスで、海斗はなんと、次元の壁に飲み込まれ、大航海時代へタイムスリップ!!ドレイクの信頼も厚い、海賊船の船長ジェフリーに助けられ…!?エリザベス女王率いる海賊達と、スペイン無敵艦隊がくり広げる海洋ラブ・ロマン。

電子貸本Renta!で読む(SS付き電子限定版)

松岡なつき「FLESH&BLOOD 1」感想

好物の海賊ものです!!!

海賊ものが読みたかったので、出会えてよかった~(≧▽≦)

それだけで私の評価は普通以上となりますので、この感想についてはあまり参考になりませんね(^^;)
ですが、個人的には非常にお勧めな小説です!!

現代の少年・海斗がエリザベス女王時代の中世ヨーロッパの時代へタイムスリップしてしまうという、タイムスリップものです。
海賊巡りの最中に、一緒に回っている幼なじみ和也と口論してしまい気まずくなっている中、海賊ドレイクゆかりの地で、イングランドに危機が訪れると鳴るという太鼓の音の幻聴を聴いてから、大航海時代へタイムスリップしてしまった。
そこでスペイン人のビセンテに出会い、自分がタイムスリップしたことに気付いてない海斗は二十一世紀からの人間で、来年イングランドとスペインが戦って、スペインが破れることを告げてしまい、頭に血が昇ったビセンテは、ついうっかり海斗を気絶させてしまう。
イングランド人に出会うとまずいビセンテは海斗が気になりつつも、人の気配を感じて海斗をその場に横たえてビセンテはその場から去る。
そこに海賊ジェフリーの部下に海斗が発見されて……というかんじのお話です。

まず、ビセンテが気になります。

更に、船長のジェフリーが格好よすぎます!!

彼の初登場シーンは、美少年娼婦~とよろしくやっている場面でした。
宗教上まずいはずなのに、この時代にしては、普通の人と別のところにあるこだわりがすごいです。
ゴーイングマイウェイな人です。

その親友もいい男で、海のいい男達が満載で、私は倒れそうでした(笑)

まだ1巻目?だし、BL的シーンは少々しかなかったですが(いや、ほとんどなかったね…)、物語として面白かったと思います。
海斗が歴史の授業で習ったことを思い出しながら、今後どのように生きていくのかを見守ろう?かと思います。
そして、海斗が海のいい男たちに囲まれて?どのようにラブ!に展開していくのかが気になります。

面白かった度:★★★★★

電子貸本Renta!で読む(SS付き電子限定版)

1件のコメント

  1. [BLS] FLESH&BLOOD(1)

    松岡なつき&雪舟薫(徳間書店キャラ文庫) 去年の暮れにシリーズの感想を書くとか言っておきながら早半年・・・新刊が出るので今度こそと思い再読しました。とにかく、心…

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。


*