映画「同級生」ネタバレあり感想

映画 アニメ「同級生」ネタバレあり感想

映画アニメ「同級生」ネタバレあり感想

中村明日美子先生原作のボーイズラブ漫画「同級生」のアニメ映画を観に新宿バルト9へ行ってきました。

母がチケットぴあのプレミアム会員になったばかりだったせいか、そちらのIDを使用して初日舞台挨拶を申し込んだところ、倍率がすごかったみたいですが、なんと当選しまして、18:15のマスコミの撮影ありの舞台挨拶付で映画を観てきました♪

解説・あらすじ

解説
「Jの総て」「ウツボラ」などで知られる人気漫画家、中村明日美子のコミックをアニメ化。何もかも正反対の男子高校生二人が惹(ひ)かれ合い、純粋な愛情を育む姿を追う。監督にテレビアニメ「蟲師」「輪るピングドラム」などに携ってきた中村章子、ボイスキャストに野島健児、神谷浩史、石川英郎らが結集する。手彩のタッチを生かしたビジュアルに加え、思春期特有のゆらぎを深く見つめた物語と彼らがたどる結末も見どころ。

あらすじ
バンド活動にのめり込み女子生徒からの人気を集める草壁光と、入試で全ての教科で満点を取った秀才の佐条利人。容姿も言動もかけ離れていた二人だが、放課後の教室で合唱祭の練習をしたのを契機に言葉を交わすようになる。草壁が佐条に歌を教えるうちに二人の距離は近付き、お互いに恋の感情を抱いていることに気付く。ストレートに思いをぶつけてくる草壁を拒んでいた佐条だが、少しずつ彼を受け入れていくように。そうして寄り添う二人に、進学を考える時期が訪れ……。
(引用:シネマトゥデイより)

映画感想

※この作品はボーイズラブ(同性愛)作品です
※原作既読
※続編の「卒業生」「卒業アルバム」も既読
※かなりのネタバレが含まれます

マイ解釈によるざっくりストーリー

真面目で優等生な秀才・ 佐条利人は合唱祭の課題曲の歌がうまく歌えず、誰もいない教室でこっそり練習していたところを、バンド活動をしてどちらかというと勉強はしない草壁光にみられてしまう。

草壁は、佐条が音楽の時間の合唱祭の歌の練習のときに歌っていないことに気が付いていたが、それはそういうのが馬鹿らしいと思っているのでは?と思っていたが、実際会話をしてみると、佐条はメガネの度があっていなくて音符の音が読めず、楽譜がわからないだけということを知る。

佐条の音程が外れていたところを教えてあげて、そこでさようなら・・・となるのが普通だけど、なぜか気になった草壁は思わず合唱祭が終わるまで歌を教えてあげるといいだして、対局にいる二人の交流がはじまる・・・というストーリー。

放課後に、草壁はバンド活動の合間をぬって佐条に歌を教えたりとして交流していく。

佐条が合唱祭の練習を頑張るのは、原先生が好きなんだと誤解をしたことで突然チューしたり、合唱祭の最中で感極まって走って出て行ったりする草壁を追う佐条、王道で悶えるストーリー展開は原作通りで、期待を裏切らない一作。

そして、じんわりと付き合いはじめ、男同士は卒業したら終わりだとかで悩み、ちょっとしたことで気持ちがすれ違ってしまったりと、高校生同士が性別を意識せずにお互いを好きになってつきあったらこうなるんじゃないか?と悶える作品です。

さくらの感想まとめ

映画「同級生」 先着入場者特典
映画「同級生」 先着入場者特典

ブログで原作コミックスの感想を書いていませんでしたが(うっかり忘れてました!)、かなり好きな作品で何度も何度も読み返してキュン死にした記憶があります。

映画化されることは知っていたものの、最近二次創作に滾っていた関係でオリジナルBLから離れていて、映画の詳細を知らないままで観ました。

「同級生」のコミックスが映画化されたわけなので、そこまでの内容ですから上映時間は70分ほど。
上映が終わったときは正直「え?もう終わり!?」と思ったほどじっくり観ちゃっていました。

原作を知らない人だったら、もっと「え?ここで終わり!?」と思ったかと思います。

「同級生」は、続編に「卒業生」、スピンオフの「空と原」があり、今回は最初の「同級生」の部分のみがアニメ映画化。

ドラマCD化もしてますが、キャストも変わることなく、また音楽の世界観にあったものでトータル的に原作ファンとしては嬉しい仕上がりになっています。

出来ればその続きの「卒業生」とまとめて1つの作品してもらって、続けて観て悶えたかった・・・!という感がすごくあります。
「え、そこで終わっちゃうの!続きを・・・!」と言いたいくらいなので、できれば続編をお願いします!!

不満なところはそこだけで、繊細な原作をかなり丁寧に描いていました。

作画もアニメになると印象が違ってしまうこともありますが、こちらは中村明日美子先生の絵が動くとこんなかんじだよな~という期待を裏切らない出来栄えになっていたかと思います。

舞台挨拶で予定になかった音楽を担当した押尾コータローさんが急遽加わったんですが、そこでも繊細な感情の動くキュンッとかするところがでるようにアコギで表現されたと聞いて、なるほど納得です!

「同級生」の作品の良さがギュッと凝縮されている作品でした。

原作ファンであれば、ぜひ!!!!映画は劇場で観てくださいね。
やはり大きなスクリーンで動く佐条と草壁、ときめきます♪

舞台挨拶については長くなりますので、気が向いたら別途書きたいと思います♪

映画本編 予告動画

映画 アニメ「同級生」概要

映画 アニメ「同級生」

<スタッフ>
監督:中村章子
原作:中村明日美子
音楽:押尾コータロー

<主題歌>
押尾コータロー with Yuuki Ozaki (from Galileo Galilei)

<キャスト>
佐条利人:野島健児
草壁光 :神谷浩史
原学  :石川英郎

公式サイト アニメ「同級生」オフィシャルサイト

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