ミリオンコミックスの小笠原宇紀さんの「BLACK SUN奴隷王」です。
聖地へと続く巡礼ルートの攻防のさなか、美貌の司令官レオナールは仲間の命を救うため、帝国軍の常勝将軍ジェマル・ジャンに囚われの身となった。清貧・貞潔・祈りをモットーとする修道騎士でありながら、昼夜をとわずジェマルに抱かれるレオナール。奴隷の身から将軍にまで昇りつめた男、ジェマル。敵同士でありながら、互いに惹かれるふたりだったが!?
元奴隷の将軍×現奴隷の司令官です。
聖地へと続く巡礼ルートを巡り、攻防が繰り広げられていた。
清貧・貞潔・祈りをモットーとする修道騎士になるきっかけになった上官・フランシス・ド・ラトゥール卿が他の要塞襲撃の情報を得たとかで、副指令官だったレオナールに代わりの司令官を務めるように告げてから一ヶ月も経たない間に、帝国軍でも有名な常勝将軍・ジェマル率いる隊になす術もなく皆殺しにされようとしていた。
レオナールは、自分の隊には若い修道騎士が多いことから、王子でもある自分と引き換えに他の騎士を見逃すようにジェマルに交渉した。
ジェマルは帝国軍の兵士たちの前でレオナールを犯し、約束通りに他の騎士へは手を出さずに、レオナールを国へと連れて帰った。
惹かれあう二人だが、ジェマルはレオナールを自分の屋敷へ連れ帰ったことで、捕虜を私物化していると騒ぎになるが・・・・・・というお話です。
変態かと思われたら申し訳ございません!
なんというか、トータル的に萌えております(笑)。
1.初っ端の「股を開き、両膝を抱えて『犯してください』と言うんだ」と、その意趣返し
初っ端からすごいですよ!!
びっくりですぜ!!
レオナールの脱ぎ途中のズボンの縫い目まで描かれてるところがナイス!
(そんなところチェックしてるあたしは変態かもしれませんが・・・・・・w)
特に突っ込みをいれたいのは、レオナールがジェマルに同じことを要求するんですが、何故か下半身丸出しなことに気付かないところがナイスです!!
矢印できちんと教えてくださり、素敵です!(←そんなシーンが好きなあたしが変態か?)
しかもジェマルは恥ずかしげもなく
「夢と浪漫を持って何度でも言うぞ」
と、どうやら浪漫まであるらしく、いいかんじです!w
2.飾ってみたかっただけの2種類w
どーでもいいところを選んですいませんw
だって、確かに可愛いもんね(笑)
つーか、レオナールには可愛い服着せてるよね~ジェマルはさ。
ちょこちょこリボンついてたりとかw
ついでにメイスを触っていたレオナールが、何故か勝手に手がいちゃつくジェマルとイザークに向かって投げつけちゃってるのとかもナイス!
あと、ジェマルの副官・イザークまでリボンされて喜んでるところ♪
3.ジェマルとレオナールの1対1の手合わせ
これも萌えだよね~
なんかいちゃついてる風にしか見えませんw
そして、レオナールのジェマルに対するイメージが素っ裸しかないあたり付近も♪
4.ジェマルの謁見シーン全般と、捕虜私物化の罰
なんか、ジェマルのようにBL的には外見がアラブの王様といってもおかしくないような男がですね、膝を折っているのがいいんです!!
そして、ヘナチョコ鞭にあたってターバンが取れるところも好き♪
ジェマルがヘナチョコ鞭で打たれてるところと、何故か罰を受けてるはずなのに奉仕されてるところもいいわ~(#^.^#)
しょうもないニコライデス・・・・・・w
鞭打ちの刑を実行してるほうが興奮してたら駄目じゃんね~(笑)
5.引き回しの刑
裸馬に折れた槍を持たされて、引き回されるわけです。
軍人的には屈辱な刑なんですが、何故か格好いいんですよ!!
陛下に直訴をした人もいいかんじでしたが、その背景のジェマル戦闘シーンがかっちょいいのなんの!!
また、「奴隷」を「愛人」と言い直すあたりも愛をかんじますw
6.レオナールのために刑を受けてるのを言わないところ
レオナールを愛人として屋敷に連れ帰ったために受けている鞭打ちの刑と引き回しの刑ですが、そのことを一言も本人には言わずに隠そうとするところがイイ!!(p≧∀≦q)
なんだか汚いことばっかりやってるみたいな上官・ラトゥールがレオナールに暴言を吐いたために殴り飛ばしたり、いちいち愛を感じるところがいいわ~ (*´ω`*)
更に刑を終え、レオナールを連れて行かれて失意のジェマルの床を守るイザーク!
失意から決意へと変わるジェマルの意識なんかがとてもいいかんじでした★
萌えだった(笑)。
つーかジェマルは絶倫すぎるのではないかと・・・・・・w
表紙が画像で見ていただけでもウキウキしていたんですが、Amazonからやってきたコミックスは帯が切れていましたorz
帯が1cmほど切れていたので交換してしまいました。
(↑気にしすぎ?w)
でも、交換してもらってよかった。
面白かったので、きっと手放さないと思いますからね~
あたしはいつも小笠原宇紀さんの著作を読んで思うのですが、一度はまると抜け出せない作家さんの一人かなと思います。
なんかエロがすごいんですが、慣れてくるとこれが展開的に普通なんですよねぇ・・・
なんでだろう・・・・・・この方の描かれるエロは、あたし的には本当普通に話に溶け込んでてねぇw
他の作家さんのストーリーでこんなことしたら浮気だろうと思うシーンもあるんですが・・・・・・何故かそうとは取れないんですよね・・・不思議だわ・・・・・・。
禁断の想いとか、禁忌とかそういう葛藤する作品も大好物ですが、こうやってエチシーンも込みで普通の人間を描いているみたいなところが大好きです♪
まあ、しかし、受け入れられない人もいるかと思いますけどね(^^ゞ
しかし、萌えだった!
素敵すぎるよ!! 小笠原宇紀さん!!!(〃∇〃)
背表紙に「1巻」の記載がなくて不安になりました・・・・・・
これ、中途半端なところで終わってるんですよね・・・・・・
予告に「新章へ」とあったので、ほっとしました(^^;)
続きを待ち望んでおります・・・・・・
マジで読みたい・・・・・・
どうかどうか、早めに発行してください orz
というわけで、あたしにはものすんごいご満悦な一冊でした。
萌えをありがとう、小笠原宇紀さん!(〃∇〃)
面白かった度:★★★★★
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水中雑草園
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