ふゆの仁子「愛しかいらねえよ。」

ダリアノベルズふゆの仁子さんの「愛しかいらねぇよ [新装版]」です。イラストはタカツキノボルさんです。

熱さと、本気と、戸惑い──。
高校3年生の沢純耶は、面倒見がよく誰からも好きれる性格の持ち主。そんな沢のクラスに暴力団の跡取り息子、小早川卯月が転校してきた。クラスメイトが遠巻きにする中、沢は小早川と親しくなる。しだいに二人は惹かれ合うが、小早川の教育係、岩槻から住む世界が違うと諭され、沢の方から離れてしまう。
8年後、消えない傷を抱えながら、社会人になった沢は小早川と再会するが──。消えない恋の行方は・・・・。
※新装版には短編の書き下ろしが追加されています。

ふゆの仁子さんのホームページ 「dress 」

※最新は文庫バージョンの新装版です。
 私が今回感想にしているのは、当時発売された新書のほうです。

ヤクザ×銀行員です。

・・・と紹介していいのか微妙です(^^ゞ
八年前は高校生×高校生になるんで・・・。
一粒で二度美味しいならぬ、一冊で二度美味しいかも??(笑)

ヤクザの跡取り息子が、純耶の通う男子校に転校してきた。
名前は小早川卯月といい、転校してきたばかりの小早川の面倒を見ていた。
ある日、勉強を教えに小早川の家に行く純耶だったが、シャワーを浴びて出てきた小早川にときめいてしまう。
小早川は、あまり性体験のない純耶をからかうが、怒って帰ってしまった純耶を見て、色々なことに真剣になってくれる純耶を好きになる。
二人は恋人同士になるが、小早川の教育係の岩槻から、別れるように説得され、純耶は身を引く。
それから8年後、社会人に成長した二人は、その間連絡を取り合うこともなかったが、バーで偶然再会してしまう・・・・・・という話です。

ここ2~3年くらい、私は社会人ものの話が好きで、高校生ものの話はあまり好きではなかったですが、この話は高校生のときの話のほうが好きです。
告白シーンとか、かなりお気に入りであります★

校門で・・・ってなんかロマン!!!!

かなり一生懸命で情熱的な小早川がいいのです!

それから8年も経ち、小早川はふてぶてしく?育ってしまったので、彼は一般のヤクザのように(注:ヤクザなのです)なってしまい、個人的に残念(笑)

身分?ものって結構好きだったりします。

さらに受けが身をひかれた場合は、非常に萌えだったりします(笑)

またまた、小早川も純耶が何か言われて身をひいたことはわかっているのに、極道の世界に連れていくわけにはいかないと、関係を断ち切ろうとするところも・・・萌えなかんじでした (≧▽≦)

この話のいいところは、ちゃんと8年後に偶然ばったり再会してしまうところですね★
再会しないとハッピーエンドになりませんもんね!

教育係の岩槻、彼も結構好みだったりします。
あくまで教育係であったときは、組のために考えて行動しますが、小早川が自分の上司になると、自分の分をわきまえて行動するあたりが、お気に入りです。

新装版って、帯のキャッチコピーも同じなんですね。
本当に版だけ変えたんですね・・・・・・そこに書き下ろし追加しただけで orz
帯くらいキャッチコピー変えたらよかったんじゃない?(笑)

書き下ろしの短編って、どれくらいのボリュームの話なんでしょうか。
新書を持っている私としては・・・・・・なんか同じ本を買いなおすようなものなので、文庫を買うのに悩みますorz
新装版って、いいのか悪いのかわからない。

まあ、出版社的にはいいんだろうけどね(^^ゞ

P.S. タイトルの話。

どうでもいいんですが、

始めは 「愛しかいらねぇよ」 とか言っていて、
さらに 「躰だけじゃたりねえよ。」 になって、
最後には 「魂ごとくれてやる。」 ってことになっていて、

もうあげるものはないんですね(笑)。

なんだかおかしい(笑)。

しかも二冊目のタイトル「躰だけじゃたりねえよ。」が、
どうしても「躰しかいらねえよ。」だと勘違いしていて、
そうか・・・・・・二人は一冊目でくっついたのに、
二冊目では躰しかいらなくなっちゃうんだ・・・・・・

・・・・・・と思い込んでいました(笑)。

それが、今回文庫の新装版が出るにあたって、読み直してみようと思って本棚から発掘して、改めて気付いた事実でした(笑)

何年も誤解したままだった私の鈍さに乾杯★

面白かった度:★★★★★

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