ディアプラスコミックスの扇ゆずはさんの「滴(しず)る牡丹に愛 ─ レオパード白書 4」です。
ホストクラブ『レオパード』の毒舌ホスト・雛胡(ひなこ)に、亡くなった客から巨額の遺産が転がり込んだ。
その金を狙い、雛胡の前に現れたのは、銀縁メガネでエロいオールバックのヤクザ・鴉門(あもん)。
鴉門は、雛胡が他人の体液の恐怖症だと見抜き、強引にキスをしてくる!!
表紙の新たな二人の話が一冊つまった巻かと思いきや、燐花×薬師寺がページの3分の1ほど入っていました!
この巻だけでは・・・ちょっと話がついてこれないと思いますので、せめて2巻から読まれることをオススメします。
燐花×薬師寺編
想いが通じてラブラブの二人ですが、燐花は不満なことがあった。
燃える夜を過ごしたというのに、朝起きると薬師寺が帰ってしまっていること。
一緒に朝を迎えたい燐花は、薬師寺が寝ている間にとある作戦を決行するが・・・・・・というお話。
まあ、なんというか、ただのラブラブ話です、ええ(笑)。
また、薬師寺と付き合えたことで、ウザい彼氏の代表のようになった自覚のある燐花。
ある日、恋人の携帯をこっそりのぞいてしまうが、どうやら元カレに脅迫されているようで・・・というお話。
もうくっついたあとなので、一貫してラブ一直線です。
始終いちゃいちゃしています。
いちゃラブが好きな人は、きっと大好物なんじゃないかというお話でした!
経済ヤクザ×体液恐怖症のホスト(鴉門×雛胡編)
レオパードのホスト・雛胡(ひなこ)は、一部の富裕層からキスだけで金をまきあげる絢、徹底的な枕ホストの燐花とは違い、ちょっと変わったホストだった。
客層は「自分に触れない人」──。
雛胡は他人の体液に恐怖心を抱いてしまうので、絶対に触れない人が相手で、年より相手に絵本の読み聞かせなどをしていた。
ある日、雛胡に多額の保険金が舞い込んでくる。
雛胡の客が亡くなったのだが、その人はヤクザの組長だった。
組長が残した保険金を狙い、ヤクザに付け狙われるが・・・というお話です。
わたし、このヤクザの鴉門(あもん)・・・
カラーだとそんなことはないんだけど、モノクロだと
・・・・・・KOF(キングオブファイターズ)の庵に見えてしかたがないんですっ!!
知ってます?八神庵・・・。こんな話題についてこれる人は果たしているんだろうか・・・(笑)。
こんな顏してるんですよ。
右上のほうね。
カラーだとわかりにくいな。モノクロだともう、こうとしか見えない。
こっちのほうがいいかな~。
え?そう見えないって?
表紙じゃないですよ? 本文のほうですよ?
やっぱ見えない?
人は不思議なもので、こう見えたら、もうこうとしか見えないんですよね(^^;)
そんなわけで、最初読んだときは、わたしの脳内では、鴉門が庵にしか見えなくて大変でした。
最初は、燐花×薬師寺の二人が好きだったんだけど、あっという間に鴉門×雛胡のほうが好きになった!!
鴉門、雛胡、それぞれにトラウマを抱えていますが、鴉門が関西弁のせいかあまり重くなりすぎないところがいいです。
またエロくもありますが、まだプラトニック。
その配分が個人的には絶妙です!
面白かった度:★★★★★
コメントを残す