ビーボーイコミックスの鹿乃しうこさんの「Punch↑」です。
【 あらすじ 】
エリート建築家・牧は、美形の男が大好物!
男が集まる建築現場は、彼にとって格好の狩場である★
しかし思わぬ同居人ができてしまった。
型枠工の浩太は口の悪いガキンチョで、牧の趣味からはかけ離れ…!?
描き下ろし収録の「P.B.B.」サイドstory。
■鹿乃しうこ「Punch↑」詳細[↓]
■関連作品
P.B.B.
P.B.B. 2 (2)
【 感想 】
エリート建築家(31歳)×ガテン系大工(19歳)です。
工事現場に行ったエリート建築家・牧は、好みの男を発見するが、その男はちょうど喧嘩中だった。
その喧嘩相手・型枠工の浩太はまだまだ子供で、牧の好みの男ではなかった。
しかし、逃げ出したはずの愛猫を目にしたとたんに滂沱の涙でタックルw
そして、牧の猫の面倒を見るため?に、借りていた家を追い出された浩太を、牧は自分の家に泊めることになった。
仕事が忙しくて私生活がおざなりな牧(&猫)の世話を、浩太は文句を言いながらもよく見てくれる。
そして、浩太がゲイであることがわかり、猫も心配だけど牧のことも心配していると言われたときから、いつの間にか牧は浩太にひかれていて……というお話です。
表紙を見て、買うこと即決な一冊でした。
だって、ガテンだもん☆
「P.B.B.」「P.B.B. 2 (2)」のサイドストーリーとのことでしたが、なんと!あたしはこの2冊を読んでいないことが判明しました!!
こんなサイトをやっていると、画像はしょっちゅう目にするから、てっきり持ってるものだと思ってたんですが、所持していなかったとは!!
なんかあんまり記憶にないな……と思って、年末の大掃除のときに捜してみたら、やはりなかった……。
有名作品なだけに、買ってない自分にびっくり。
持ってると思ってたんだけどw
ですが、そんな初見のあたしでも「P.B.B.」「P.B.B. 2 (2)」を読んでいなくても、十分についていける内容でした★
まず、職業がガテンというのがときめき度が高いですw
(受け攻めどっちでも可☆)
ガテンはいいよねぇ? (*´∇`*)
ぴちぴち(死語?)に若い浩太は、設定がマニアックでスジ筋ボディ+パイパン
(※意味がわからない人は一般人に聞かないようにw)
喧嘩っぱやい割りに恋愛には臆病で、好きな人には自分の我を通せない。
猫のせいで家を追い出されていくところがないのに、恋人にちょっと家において欲しいと頼めないほど。
(※このときの恋人は牧じゃないです)
それなのに勝気なところとかすごい好みな受けでしたw
そして牧はというと……一言で言えば変態ですw
ちょっと趣味が一般人と違うのですが、なんか自分を心配してくれるだけで気持ちが傾くあたり、年だなと思った(笑)。
年代が近いせいか、そのへんはなんかよくわかりますが、脳内で怪しい妄想をしていて、突然公共の場で口に出してくるので、微妙な男です(笑)。
惚れっぽいのですが、猫と一人会話しているとことが、更にあたしの親近感?をわかせましたw
いや、私も犬と一人会話しますしw
(あたしも変ですかね?w)
この本で気に入っているのは、なにげに4コマです。
「ABだからハゲない」というネタとか変態で笑えましたw
更に「パーティ」があんなに可愛いパーティだとわかったところですかね(笑)
あの外見でパーティというと、やっぱり4コマに出てきたオタク君と一緒で怪しいものを思い浮かべますが、ものすんごい健全なパーティなことがわかって、ニヤニヤしてしまいました(笑)。
■Sweet v Train
忍と純佑の話でした。
寝台特急カシオペアでラブラブ北海道の旅で、主に電車のスイートに値するところでいちゃいちゃしているという話でした。
トータルして、全体的に好みな一冊でした (≧▽≦)
「P.B.B.」「P.B.B. 2 (2)」を読みたいですが、焼き直しするんだろうなぁと思うとちょっと悩みます。
だって……描きおろしとか入ったら……ちょっとショックでしょw
最初っからコミックス持ってたんだったら諦めもつくけど、今から買うんじゃねぇ? (^^ゞ
面白かった度:★★★★★
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