高嶋上総「ワイルド・ロック」

ビーボーイコミックス高嶋上総さんの「ワイルド・ロック」です。

狩りの最中、手負いの獣からユウエンを救ったのは、敵対する部族の次期長エンバだった。
原始古代の悠大な風景の下、運命の出会いを遂げた二人の物語の行方は・・・・・・!?
本編・外伝に加え、描き下ろしも収録。
気鋭の新人、高嶋上総の初コミックス!!

原始時代ものです。
※わたしが読んだものは旧版で、新装版のほうは読んでいません。

失礼ながら時代だけでは妄想の限界を超えていて、萌えがわからないんじゃないかと心配していたんですが、そんなことなかった!
十分面白かったです!
カラー絵がとても綺麗★
ちなみにお話は、純愛路線です。

●ワイルド・ロック

族長の次男・ユウエンは、他部族で狩がうまいエンバを説得するという役目をいいつかった。
族長である父は、エンバを油断させるために、ユウエンに女装をさせる。
ユウエンは、湖でエンバと会うが、いつの間にかその湖でエンバも待っていてくれるようになる。
「俺のものになれ」と告白されて、騙している心苦しさに逃げ出してしまうが・・・・・・というお話です。

エンバが強くて精神がとても綺麗です。
やはり原始時代だから?
とりえあずとても純愛で、気に入りました★

●ワイルドロック・外伝

ユウエンの父とエンバの父の出会いと別れの話です。
お互い、時期族長の息子としての責任があるので、好きな感情のまま一緒にいることはできないという切ないストーリーです。

終わりはハッピーエンドではありません。
ハッピーエンドだと・・・・・・その次のエンバとユウエンの話に繋がらなくなってしまうので。

●チャイルド・ロック

敵対していた部族が統合?して生活を始めて、ユウエンの兄とエンバの姉?妹?が結婚して子供が出きて、その子供とエンバとユウエンのイチャイチャストーリーです。

なんか・・・本当の親子のようでした。
(子供は人の子ですが・笑)

●おまけのワイルド・ロック

これだと・・・すぐに終わってしまいますね(笑)

はじめはざっと読んで純粋に面白かったと思ったんですが、読み込んだり画面を解析?していると、そういえば当たり前だけど腰の布一枚で狩をするなんて、なんて無防備?な・・・・・・とか余計なことばかり頭をよぎってしまいました(笑)。

面白かった度:★★★★☆

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