アイノベルズのいおかいつきさんの「真昼の月2 (アイノベルズ)」です。イラストは海老原由里さんです。
【あらすじ】
『お前はワシのモンやろ…違うか?』
同僚の裏切りにあい、刑事をやめた秀一はある事件をきっかけにヤクザの若頭・辰巳の情人となった。新たに調査事務所を始めた秀一だったが、辰巳の組が麻薬の売人を追っているという情報が入ってきて…。しかも薬物対策班の刑事が秀一に近づいてくる。その様子を知り、秀一と刑事の仲に苛立った辰巳は嫌がる秀一を無理やり組み敷き…。突然の家宅捜索、辰巳の組の内部分裂。仕掛けられる罠に2人は!?
■リーフおまけ本小冊子付 「今年最後の…」
【 感想 】
「真昼の月 1」の続きで、ヤクザ×探偵です。
ヤクザの辰己が一目惚れ、探偵事務所まで勝手に与えた男・秀一は、昔は刑事だったが、同僚の裏切りにあい、仕事を辞めて東京から大阪にやってきた。
あまり馴染みがない薬物対策班の刑事が秀一に接触してくる。
女好きだった辰己が女関係を整理してご執心になっている男に興味があったからだ。
そして、それと同じ頃、辰己の組が麻薬の売人を追っているらしいと聞く。
刑事である男が秀一に近づくのが気に入らなくて、嫉妬をした辰己は……!?というかんじから始まるお話です。
もともと、攻めが関西弁でヤクザ+強い受けが好きな私ですが、この本は秀一と辰己が恋人関係じゃないところが好きです★
辰己が出した交換条件により抱かれる秀一ですが、別に女々しいところもなく、自分が抱かれることを本当に引け目に捕らえてない(…っていうか、寧ろどーでもいい…笑)、恋愛関係とかじゃないから相手に依存していない、そんなところが好きな要因の一つかもしれません。
かなり潔い秀一に対して、辰己は本気なのですが、そういう執着を隠してないけどネチネチしてないところが好みです♪
今回も貸し借りの問題で、秀一は辰己の言うことを聞くことになりますが……(笑)
兄貴とは呼ばせないらしいです(笑)
何気に脇役でサラリーマンだったのに、ヤクザの娘に惚れてしまい、堅気からヤクザに転身した辰己の舎弟・平もお気に入りです(≧▽≦)
あと表紙……今回の表紙は結構お気に入りです!
いやー、いいかんじのいい男が二人……(*´∇`*)
ちなみにカラーイラストは前作とはまったく違い、エロシーンがカラーなので、公共の場で開くときは気をつけたほうがいいでしょう(笑)
肌色率高し!!!!
面白かった度:★★★★☆
※アイノベルズさんは倒産しましたので、現在はリンクスロマンスから発売されています。
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