プランタン出版プラチナ文庫のいおかいつきさんの「利息は甘いくちづけで (ラヴァーズ文庫)」です。イラストは嶋津裕さんです。
【 あらすじ 】
「清洲組」若頭補佐の根津は、落とし前をつけさせるため、闇金屋の綾木を捜す。しかし綾木は、アイドル顔負けの美人で―根津は金を取り立てるつもりが欲情して、思わず強姦してしまう。気の強い綾木は、強烈な快感に目を潤ませながらも、根津を睨みつけ、口止め料を要求してきた!「誰かさんは俺の体に夢中みたいやからな」寡黙で強面のヤクザが、小悪魔な守銭奴に振り回されて…!? 大阪の闇社会を舞台に繰り広げられる、大人の恋の駆け引き。
利息は甘いくちづけで (ラヴァーズ文庫)詳細はこちら(新装版のほうです)
いおかいつき「利息は甘いくちづけで」感想
最近はまっているいおかさんの本ということと、好物のヤクザと闇金なので、まずは購入してみました★
「闇金屋の綾木」は、拠点を持たない闇金屋。
「清洲組」若頭補佐の根津は、若頭に「客が飛ばされた(夜逃げされた)から、闇金屋の綾木に落とし前をつけさせろ」といわれて、情報通の舎弟とともに、どこにいるかもわからない綾木を探しに行く。
情報通の舎弟のおかげで、綾木をみつけることが出来た根津だけど、そこで金を取り立てるつもりが、何故か思わず綾木を強姦してしまう。
強姦された綾木は、転んでもたたでは起きないタイプで、それを元に今度はヤクザの根津を恐喝!!
通常はシリアス展開になるんだろうけど、大阪弁と受けが守銭奴?だからか、全体的にコメディーになってました。
綾木は、損得で考える派なので、強姦されてもそこから金を取ろうとしてるし(笑)
自分で自分の強姦された現場を証拠に押さえるのですが、金のためなら…という根性があっぱれでした(笑)。
そして、何故か言いなりになってる、強面の根津が可愛かったです。
電話一本で飛んでくるヤクザが(笑)。
面白かった度:★★★★★
※プラチナ文庫から出ていましたが、新装版が発売されました。
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