キャラ文庫の春原いずみさんの「キス・ショット!」です。イラストは麻々原絵里依さんです。
ロンドン・プロビリヤード界に君臨する「アイスドール」―それは、緻密な頭脳プレイと、勝っても表情を変えないクールな美貌の榛原澄生の異名だ。
そんな澄生に一目惚れしたのは、留学中の大学生・津田裕也。酔った勢いでキスしてきて「ビリヤードを教えて下さい」と強引にアプローチ!!素直で人懐こい年下の男に、次第に澄生もほだされて・・・!?スリリングLOVEロマン。
【 感想 】
大学生×ビリヤードプレイヤーです。
(ワンコ系攻め×クールビューティ系)
ロンドンでプロビリヤードプレイヤーとして生計をたてている澄生は、プレイスタイルが「アイスドール」と呼ばれていた。
セントポール大聖堂に行った澄生は、『ささやきの回廊』と呼ばれているところにいると、「そっくりだ」「似ている」という声が聞こえてきて、あたりを見回すとハンサムな青年が自分を見ていた。
設計の関係から、声が響くように作られている場所だったので、特に気にしなかった。
いつも通うバーには、ビリヤード台がある。
その日もそこに行くと、なんだか聞き覚えのある声がした。
あのセントポール大聖堂であった青年だということがわかったが、声をかけることがなかった。
しかし、そのバーで会ってしまったことにより懐かれてしまうが、人と深く関わりたくない澄生は、そっけない対応をしていた。
毎年お盆の時期に両親の墓参りに行くため、澄生は日本に帰国していた。
自分の面倒を見てくれた叔父が営むバーにいると、そこであの青年・裕也に再会してしまう。
そこでもそっけなく対応していたが、ある日裕也に告白させて「やっぱりそっくりだよ」と言われてキスされてしまうが、「自分を誰かの代用品にするなら他をあたれ」と言って更に突っぱねたが・・・・・・というところから始まるお話です。
澄生は孤独な心を抱えていて、両親が事故でなくなってから施設で育ち、唯一心を赦しているのは叔父と、ビリヤードを教えてくれたビリヤード界では『皇帝』の異名を持つ千束だけだった。
澄生は生活も、ビリヤードのプレイスタイルも「アイスドール」と呼ばれるほどに冷たく、そっけなくて、誰も受け入れようとしないし心を赦さない。
裕也は澄生に一目惚れだったんですが、そんなアイスドールに一目惚れという理由が通用するはずがなく、なかなか澄生は裕也のことを認めようとしない。
澄生の心はとても硬いのですが、唯一他人で心を開いている千束には人間らしい対応をする。
それを見てしまった裕也は嫉妬するわけですが、そのあたりはよかったな~と思います。
実は、大変残念ながら個人的には、ちょっとはまれませんでした。
なので、原因を推察してみようかと。
ビリヤード自体やったこともなく、ちっとも知識がなかったので、ゲームの種類もなんだかよくわかりませんでした。
妄想に限界が・・・・・・全くの初心者なのですよ・・・orz
ビリヤードのゲームを想像するほど、脳みその容量があまってなかったのも敗因かも・・・・・・(現在9割仕事がつまってる・・・orz)
「アイスドール」と呼ばれる異名ですが、これがプレイスタイルもこれをあらわしているようで、その意味がよくわからなくて、個人的に脳みそが足りなかったのか、理解できなくて読み直しちゃいまいた。
あと、あらすじを読んで、もっと強引な年下攻めなのかと思ったんですが・・・思ったより強引でもなくて、あらすじから受ける印象と違ったのが結構大きいかも。
どのあたりがスリリングだったのかもいまいち私の頭脳では理解できなくて・・・・・・orz
ビリヤードやってる人、またはルールを知っている人なら面白いのかなと思ったりしますが・・・・・・ちょっとこればっかりはわかりません。
個人的には色々消化不良でした(^^ゞ
面白かった度:★★★☆☆
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