ルビー文庫のふゆの仁子さんの「朝比奈弁護士の昼下がりの情事」です。イラストは陸裕千景子さんです。
「その体で私を満足させれば契約は続行しよう」
―弁護士としての名誉の為、エドワードの出した条件をのむ決意をした朝比奈だが、エドワードは仕事よりも何よりも自分を優先することを強要し、毎昼ごとにその体を嬲る。
しかし、なぜかエドワードが朝比奈の過去を知っていることがわかり・・・?貴方が与えるのは、夜よりも淫猥な真昼の情事―極上ロマンスをどうぞ。
タイトルに圧倒されました(笑)
「朝比奈弁護士の昼下がりの情事」
こんなにそのまんまなタイトルでいいのかと思いましたが、読んでもそのまんまでした(笑)。
ボーイズラブが市民権を得てきましたが、あまりそのまんまだと、男性向けのエロ小説のようにそのまんまになってしまうし、「感動するから」 とかいう言い訳の逃げ道(?)がなくなるので、、タイトルはもうちょっと隠した方がいいと思いますよ、うん(笑)。
せめて副題にするとかさ・・・・・・ねぇ(笑)
いや、こんなブログのタイトルにしている自分もどうかと思っていますけど、本は最近は翻訳されて海外に出回るのし・・・・・・一生残るものだからね~ (^^ゞ
もうちょっと大人しめがいいと思います!
ネットサイトで買ったからいいですが、リアル書店で男性が店員だった場合・・・・・・
私には買う勇気がありません!!!!!! orz
別の提携している弁護士事務所があるにもかかわらず、佐久保弁護士事務所に、ケーブルネットワークの契約についての話を、突然ふってきたのは、グローバル・ファミリーというアメリカの大企業だった。
エドワードと契約の話で会う環だが、自分を女性のように言う彼に苛立ちを隠しきれない状態になっていた。
とはいえ、自分の目標もあり我慢していた。
ある日、ランチを共にすることになり、そこでシャンパンを勧められるが、昼間であること、車で着ていることを告げると不機嫌になるエドワード。
エドワードはシャンパンで、環は水で乾杯しようとしたところに、大学時代の先輩、久保が突然やってくる。
いっそう不機嫌になるエドワードは、担当を替えると言われてしまう。
「その体で私を満足させれば契約は続行しよう」
ということになり、エドワードに抱かれてしまう。
仕事より自分を優先するようにと言われ、昼にはエドワードに抱かれることになるが・・・・・・という話です。
タイトルそのまんまで、内容もタイトルから推察されるとおりの話でした。
最後に大どんでん反しでもあればよかったんですが、最後も予想どおりでした (^^ゞ
私はなんだかこの話はちょっといろいろ言いたいことがあります(笑)
なんか都合がよすぎる気がします・・・最近のボーイズラブは・・・・・・orz
もうちょっとリアリティを追求して欲しいんですが、とか言いつつ夢も見たいわけで・・・・・・複雑な私(苦笑)
弁護士としての名誉を守るのであれば、そんなセクハラな仕事は断ればいいじゃんね・・・(笑)
とまあ、まあそういう一般論は置いておいて(笑)、最後はまあ記憶喪失ものの、すれ違いな話でした。
昔は超好みの展開だったんですが・・・・・・年とともに好みも変わっているのか、ちょっと苦手なかんじがしました。
どうしたんだ、私・・・・・・病気?(笑)
面白かった度:★★★☆☆
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