水島忍「ご奉仕はお望みのままに」

リーフノベルズの水島忍さんの「ご奉仕はお望みのままに (リーフノベルズ)」です。イラストは樹要さんです。

【あらすじ】
『まだ足りない。もっと奪ってやりたい。』
破産寸前の名家御曹司・光の前に現れたやり手社長──彼はかつて共に暮らした『優しいお兄さん』明彦。でも再会した彼は別人みたいに傲慢で!? 壊されそうになった大切な家を守るため、光は彼の召使いになることに! だけど不器用な光は慣れない家事に失敗ばかり。しかもそのたびに明彦にHな“お仕置き”をされてしまう! 彼の豹変ぶりに戸惑いつつも、どうしても優しい思い出を忘れられない光。次第にエスカレートするお仕置きにも健気に耐えていたけれど、彼の隠された過去を知り…。

※焼き直し版「ご奉仕はお望みのままに (ダリア文庫)」が発売されています。

水島忍「ご奉仕はお望みのままに」感想

実家の老舗お菓子メーカーが父の事業を失敗したことにより破産寸前となり、結構歴史ある家がなくなってしまう……光は、その買収した会社が、昔一緒に暮らした優しいお兄さんの明彦であったので、壊さないでほしいと頼みに行ったが、その頃の面影はなく、今は別人のように傲慢に変身していた。
取り壊さない変わりに、自分の言うことを聞くようにと明彦は自分の家につれていき、家事などをさせることに……。
だが、御曹司として育った光は何もできなかった。
ご飯も作れないし、自動洗濯機も乾燥機も使えないし、掃除機の使い方もわからない……。
それでも一生懸命やっているが、いつもお手伝いさんがやってくれいたので、失敗ばかりだった。
失敗するとHなお仕置きをされるが、昔の優しいお兄さんの思い出を忘れられない光。
何で変わってしまったのかと思っていたが、その理由を知ることになり…といったかんじです。

私的には、ちょっと光が素直すぎですね。

御曹司だったので、学校もそんな人たちが行く学校に車で送り迎えつきで通っていたけど、破産寸前だったことはクラスの皆に知られてしまって、いじめられたりするのですが(悪口言われたりだけど)、そのときに慰めてくれる友達がいるのですが…ちょっと男子校だからか…パターンが見えてしまって、ちょっと萌えられなかった。

お約束で支援してくれる人がいるんだから!と言ってしまい「愛人なんじゃないの?」と意地悪を言われ、服を脱がされたりとかされます。
そのときに意地悪でキスマークをつけられるのですが、それをHなお仕置きをしようと明彦が服を脱がせたときに見つけて嫉妬してしまうのですが、ちょっと嫉妬の仕方が好みじゃなかったので、全体的に私の好みとは違うので私は萌えなかったな~。

学校を本当に辞めないといけなくなるときがあるのですが、その展開も…ちょっと青春過ぎて、とっくに昔に青春時代を通り越している私には…ちょっと無理がありました…orz
どうも受けが好みの性格じゃなかったのが、私が萌えられない敗因らしいですね(^^;)
好みばかりはしょうがないですね。

御曹司の設定とか、不器用な受けの設定とか、超素直な受けの設定が好きな人には萌えがあるかもしれませんね。
面白かった度:★★★☆☆


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