森本あき「外交官の恋のお相手」

リーフ出版リーフノベルズの森本あきさんの「外交官の恋のお相手 (リーフノベルズ)」です。イラストは水貴はすのさんです。

【あらすじ】
『いやじゃねえだろ。いい、って言えよ』
鈴は、見た目は幼いがれっきとした外交官…だけど、正直すぎる性格が災いして、中東の小さな国に転勤させられてしまう。周りに日本人はいなくて、ひとり単調な生活を繰り返す日々。そんな鈴の前に突然、日本語を話す男が現れた!! 思わず喜ぶ鈴だけど、なんとその男は記憶喪失だと言い、なりゆきで鈴の家に居候することに! しかも、媚薬を使って、いたずらされちゃって──なのに、どうして感じちゃうの?

森本あき「外交官の恋のお相手」感想

今回の5月新刊から、リーフさんのノベルズの装丁が一新されています。

…が。

鈍感な私は、裏側のあらすじのレイアウトを見るまで気付かなかった!!
…表紙は、寧ろ他社さんと差異がないようなかんじになったので、一見で「リーフさんだ」とはわかりにくくなったな~と思います。

一応アラブものです。
記憶喪失?×外交官ものです。

読まれた方だとわかると思いますが、攻めを記憶喪失と書いていいものかどうか悩むところですが、一応そうしておきます。
受けの外交官は、経理の不正を上司に訴えたところ、国交のない小さい中東の国に転勤させられてしまった。
国交がないので、その外交官一人しか、その国にはおらず、自分以外に日本語を話せる人もなく、孤独に耐えて半年が経った。
ある日、日本語を話す男が現れたが、その男は記憶喪失で、自分の身元はおろか名前もわからず、日本語を話す人を久しぶりにあったその外交官は、自分の家に男を泊めることにしたが、媚薬を使われてしまい!?といったお話です。

これはアラブものなのかどうかと、不思議に思いましたが…一応アラブものでした。

ただ、あのアラブ独特の世界が好きな人向けではないかなと。
結構普通の印象?のアラブものでした。

最後の最後で「ああ、だからアラブものか」とわかるようになってますが、結構予想できますね(笑)。

面白かった度:★★★☆☆

1件のコメント

  1. 外交官の恋のお相手

    蛇口をひねると、水の代わりに虫が出てくる… もうずいぶん前の話ですが、知り合いが赴任した国は、そんなところだったそうです。外交官の恋のお相手v森本 あき著リーフ…

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


*